本書の目次

第8回映画英語アカデミー賞受賞作品は：
小学生部門：『パディントン2』英国が誇る紳士、クマのパディントン。映画化第2弾の本作では、なんと無実の罪でパディントンが刑務所に？！細かな伏線が散りばめられたストーリーとカラフルでワクワクする映像が魅力です！思いやりあふれるパディントンの表現を真似て、英語でも気配りができるようになりましょう！

中学生部門：『ワンダー　君は太陽』トリーチャー・コリンズ症候群により、人とは違った外見のオギー。自宅学習から一歩踏み出し学校へ通い始めたオギーの一年を描いた作品です。When given the choice between being right or being kind. Choose kind.（正しいことをするか、親切なことをするか、どちらかを選ぶときには親切を選べ）など、前向きに生きる力をくれる英語表現を学びましょう！

高校生部門：『グレイテスト・ショーマン』実在の興行師P・T・バーナムの人生を基に描いたミュージカル。なんといっても本作の魅力は歌にあります。英語字幕を表示しながら、名曲の数々を声に出して歌ってみることで、英語のリズムを体得しましょう！

大学生部門：『フロリダ・プロジェクト　真夏の魔法』隠れホームレスと呼ばれる米国の社会問題を、6才の少女ムーニーの視点からカラフルに明るく描いた意欲作。フィクションでありながら、実態を見事に描いた映像に脱帽です。日本を含めた世界各地で問題となっている貧困問題への理解を深め、英語でも議論を交わせるようになりましょう！

　

本書の構成と利用の仕方

本書は、第8回映画英語アカデミー賞小・中・高・大学生部門受賞作品をはじめ、さらには候補映画42作品について4ページ見開き編集の総合評価表で構成されています。
総合評価表は、邦題と原題の表示に始まり、映画の紹介と英語解説の２つの領域に大きく分けられます。前半の映画の紹介領域では映画情報、公開情報、あらすじ、映画の背景・見所、印象的なセリフ紹介と続き、後半の英語解説では英語の特徴、リスニング難易度、学習者にアドバイスする学習ポイント、さらに発展学習と英語学習上の重要ポイントを解説しています。

　

　

4ページ見開き編集の総合評価表

2018年に日本で発売開始された映画DVD のうち受賞作に選ばれた4本ならびにノミネート作品8本、注目作34本について、読みやすい4ページの見開き編集で紹介しています。これらのページは全国の英語のプロフェッショナル35名に執筆していただきました。『インクレディブル・ファミリー』『君の名前で僕を呼んで』『アベンジャーズ／インフィニティ・ウォー』『マンマ・ミーア！ヒア・ウィー・ゴー』など、あなたの英語学習を楽しくする映画が盛りだくさんです。

　

　

映画紹介一覧表

本書の最終部分には、2018年に国内で発売が開始された映画DVD のうち、英語学習にふさわしいと評価できる映画について邦題、原題、あらすじ、スタッフ、キャスト、その他の説明並びにDVD 発売情報を紹介しています。
映画英語アカデミー賞の候補作は逃したとはいえ、あなたの興味を引く作品がまだまだあるはずです。英語学習に最適な映画の条件は、何度観ても飽きないこと。ぜひあなたにぴったりの作品を探してみてください。

　

本書の奥付

奥付ページには本書の35名の著者のご紹介や本書編集にご協力いただいた方々の氏名を記載しております。