本書の目次

第7回映画英語アカデミー賞受賞作品は：
小学生部門：『モアナと伝説の海』ディズニーがアニメ界に残された最後の難関、「水の表現」に挑んだ話題作！自らの脚で世界へ飛び出す少女モアナの力強いセリフを真似て練習してみましょう。

中学生部門：『リトル・ボーイ　小さなボクと戦争』メキシコ出身の監督・脚本家ならではの冷静で客観的な視線で第二次大戦を捉えた感動作。日本人として知らなければならない大戦下の米国での日系人の扱いも学ぶことができます。

高校生部門：『LION/ライオン～25年目のただいま～』自分は本当は迷子だった！オーストラリアで養父母と幸せに暮らすサルーは、ふとしたことをきっかけに、自分が広大なインドで迷子になってしまった過去を思い出す。自分を探す実の母、兄の姿を想い、グーグルアースを駆使し、故郷を探す途方もない計画がはじまる。英語が中心になるのは映画開始後45分からですが、オーストラリア英語に耳を慣らすのに最適な一本です。

大学生部門：『素晴しきかな、人生』最愛の娘を亡くし、自分の殻に閉じこもってしまったハワード。Shed your skin, find your life.（殻を破れば人生が見つかる）彼の心を溶かすのは、「愛」か「時間」か「死」か。その3つを体現した人々がハワードに語りかける言葉に注目して学習しましょう。

　

本書の構成と利用の仕方

本書は、第7回映画英語アカデミー賞小・中・高・大学生部門受賞作品をはじめ、さらには候補映画35作品について4ページ見開き編集の総合評価表で構成されています。
総合評価表は、邦題と原題の表示に始まり、映画の紹介と英語解説の２つの領域に大きく分けられます。前半の映画の紹介領域では映画情報、公開情報、あらすじ、映画の背景・見所、印象的なセリフ紹介と続き、後半の英語解説では英語の特徴、リスニング難易度、学習者にアドバイスする学習ポイント、さらに発展学習と英語学習上の重要ポイントを解説しています。

　

　

4ページ見開き編集の総合評価表

2017年に日本で発売開始された映画DVD のうち受賞作に選ばれた4本ならびにノミネート作品8本、注目作27本について、読みやすい4ページの見開き編集で紹介しています。これらのページは全国の英語のプロフェッショナル28名に執筆していただきました。『美女と野獣』『シング』『ラ・ラ・ランド』『ローグ・ワン/スター・ウォーズ・ストーリー』など、あなたの英語学習を楽しくする映画が盛りだくさんです。

　

　

映画紹介一覧表

本書の最終部分には、2017年に国内で発売が開始された映画DVD のうち、英語学習にふさわしいと評価できる映画について邦題、原題、あらすじ、スタッフ、キャスト、その他の説明並びにDVD 発売情報を紹介しています。
映画英語アカデミー賞の候補作は逃したとはいえ、あなたの興味を引く作品がまだまだあるはずです。英語学習に最適な映画の条件は、何度観ても飽きないこと。ぜひあなたにぴったりの作品を探してみてください。

　

本書の奥付

奥付ページには本書の28名の著者のご紹介や本書編集にご協力いただいた方々の氏名を記載しております。