映画スターが英語の先生! 知識と感動の映会話学習!!

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isbn978-4-89407-010-3

海外旅行の必修英会話120

学習参考書

「海外旅行に行くならネイティブとのコミュニケーションも楽しみたい」そう思っている人は必読。「空港で」「ホテルで」と場所別で設定。映画で疑似体験しよう。


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書籍 ¥1,388(税込)

内容紹介

海外旅行熱はとどまることを知らず、円高が続くなかで航空運賃や海外旅行ツアーの料金も安くなり、海外旅行はますます日本人にとって身近なものとなっています。最近では、パッケージツアーばかりでなく往復の航空券だけを買って、ホテル探しや観光は自分でやるというフリープラン的な旅行も増えているようです。一方、海外旅行から帰ってきた人の話を聞くと、英語をもっと理解できたり話せたりすればもっと楽しかったのにという声もよく聞きます。路上やホテルやショッピング等でほんの少し英語の表現を口に出せ、相手の言っていることが聞き取れたら、人間誰しも嬉しいもので、その旅の楽しさや思い出が倍増するはずです。
 本書では、まず旅行で必ず必要になる表現を解説し、そのあとで空港、ホテル、交通、食事、買い物など場面別に実際映画で使われている表現を紹介し、解説してあります。海外旅行の英会話の本は今までに多数出版されていますが、この映画からの実例ばかりであるというのが本書が他のものと大きく違うところです。海外旅行の会話集にいくら多数の表現が載っていて、会話例が豊富であってもそれはある人が考案した架空の会話なのです。ところが、映画の会話は脚本をもとにしたものであっても、かなり現実に近いものであり、映画を利用して会話を学べば、その会話が行われるシチュエーションがわかるのです。例えば、What’ll you have? (本書132ページ)という表現がレストランという場面でウエーターまたはウエートレスがお客さんの注文をとる時に口にする表現であるということが、映画を見ればすぐ理解できますし、つづくお客さんの答え方に注意していれば、レストランでのオーダーの仕方がたちどころにわかってしまうのです。そして、ビデオやレーザー・ディスクでその場面を何回も繰り返して見て、俳優の話す発音をよく聞き、自分でも言ってみればその表現は確実に自分のモノとなるはずです。こうして覚えた英語は必ず海外でも役に立つのです。

 本書がその実例として取り上げたのは「スクリーンプレイ」シリーズの48本の映画の中の会話です。その48本については、本書の後ろに一覧が出ていますから、それぞれの引用ページを参照されて、ビデオを見ながら本書を読んでいただけると、その効果は大きなものがあるはずです。また、それぞれの表現について、かなり詳しく意味と用法を解説し、発音または聞き取りのポイントも丁寧に解説したので、そのコツをつかんでいただけるはずです。また、取り上げた表現は中学英語的なものがほとんどで This is ~や Do you have ~? などの表現が海外旅行という場面で、使う状況を知っていれば応用がきく表現だということが実感できるでしょう。(「はじめに」より)

本書の構成について

 読者の皆さんが海外旅行に出かけたら出会うと予想される場面を機内・空港・ホテル・交通・食事・買い物・生活全般・娯楽・緊急事態の項目に分け、第二章から第八章までの間にそれぞれの場面でよく聞いたり自分で使える表現を紹介してあります。ただし、第一章は少し性格を異にし、海外旅行のどのような場面でも使える最も基本的な最重要表現をあげてあります。第二章からの表現は、おそらくその場面で必要になると想定される順序にあげてあります。もちろん、海外旅行に本書を持って行き、それぞれの場面で活用していただくのが本書の第一の狙いですが、それぞれの項目を独立して理解できるように詳しく解説してありますから、どこから読みはじめていただいても参考になるようにしてあります。

[見出し語]
実例としてあげた会話例から取り出すのを原則としましたが、海外旅行で実際に使えるように一般的な表現に変えたものもあります。

[意味]
どのような場面でその表現が使われるのか、またどうしてそのような意味になるのかに重点を置いて説明してあります。その過程で若干の文法的説明も入れましたが、学校英語で使われている文法用語はできるかぎり排除するようにしました。たくさんの意味をもつ多義語については、もともとの基本的意味からどのようにちがう意味が出てきたのかという視点もできるだけ取り入れるようにしました。

[解説]
映画からの実例についての簡単な解説と、会話の流れや背景を説明しました。必要なものについては、海外旅行で使える関連表現やエピソードも入れてあります。また、映画からの実例の中の意味のつかみにくい語句や使えるようになりたい語句について解説してあります。

[映画からの実例]
それぞれの表現が映画の中でどのように使われているかを示すために、できるだけその状況がわかりやすいシーンの会話を引用してあります。「スクリーンプレイ」からの引用のページも明示しましたから、そちらを参照していただけると、もっとわかりやすいはずです。ただし、英語表記と日本語訳については後述のように同シリーズを若干一般的に書きかえ、読者にわかりやすいように配慮しました。

[状況と背景]
「実例」に引用した映画を見たことのない読者に引用シーンの背景が理解できるようにあらすじや状況を紹介してあります。

目次

cm91見本頁1-2 cm91見本頁3-4

書籍情報

書 名:映画で学ぶ生きた英語表現
   海外旅行の必修英会話120
編 著:萩原 一郎
仕 様:B6判 248頁
定 価:1,262円(本体価格)
発行日:1993年3月5日

出版社:株式会社スクリーンプレイ
ISBN978-4-89407-010-3