この映画について
1999年製作のこの映画は、言うなればまさに「逆シンデレラストーリー」。現実的なアナと悲観的なウィリアムの性格を比較すると、英米の関係性まで見えてくる?!このコラムでは、両国の文化的背景に言及しながらこの映画に隠されたメッセージまでをも解き明かします。
この映画の魅力について
昨今、巷で大流行している「聖地巡礼」の先駆けとも言えるのが、この作品。観た人を魅了したノッティングヒルの魅力とは。ノッティングヒル巡りにぴったりなコラムや、映画中に散りばめられたユーモアの数々や、見所について述べたコラムを掲載しており、この作品を使った英語学習がますます楽しみになること間違いなしです。
この映画のキャスト&スタッフ
言わずと知れたダブル主演俳優ヒュー・グラントとジュリア・ロバーツはもちろん、二人の恋路を時には邪魔し、時に熱烈に応援するウェールズ人スパイクを演じたリス・エヴァンス他、監督や脚本家といった、この映画製作のキーパーソンとも言うべきキャスト・スタッフについて紹介しています。
この映画の英語について
スクリーンプレイ・シリーズ「リチャード・カーティス第3弾」ということで今回もしっかりと英国紳士のユーモアが学べます。ウィリアムとアナの住む世界の違いを象徴していた英語(米語と英語)の特徴から、二人が親密になるにつれ、変わっていく表現方法を分析したこのコラムを読めば、また新たなこの映画の魅力に気付けるはずです。
リスニング難易度表と目次
スクリーンプレイ編集部が独自に採点したこの映画の「リスニング難易度」評価一覧表です。リスニングのポイントを9つの評価項目に分け、通常北米で使われている会話を基準として、それぞれの項目を5段階で採点。また、その合計点により、映画全体のリスニング難易度を初級・中級・上級・最上級の4段階で評価しました。結果、この映画は総合24点。レベル中級の教材です。
日英見開きページの編集
スクリーンプレイ・シリーズは左に英文、右に日本文の見開きページでバイリンガルの編集です。ト書きもセリフも完全な対象レイアウトですからとてもわかりやすい。左ページの右欄には英単語や文法など英語・語彙にかかわる説明が、右ページの右欄には登場した固有名詞やストーリーの背景、歴史、セリフの意味するところなど色々な方面からの詳しい解説を編集しています。
コラムと著者関係者
この書籍には、冒頭カラーで印刷された「この映画について」などの定番テーマを含む10のコラムが収録されています。以下に紹介したのはそのひとつ「この映画から覚えておきたいセリフ ベスト10」と題するコラムです。実際には右ページにもコラムは続きますが、ここでは割愛しています。その他、本書の製作に関わった人々はすべて奥付に紹介しています。また、本書には外国著作権者がいますのでその著作権表示もあります。
書籍情報
仕 様:四六変形判、192ページ
定 価:1,600円(本体価格)
発行日: 2017年5月19日
出版社:株式会社 フォーイン
スクリーンプレイ事業部
ISBN 978-4-89407-570-2
映画情報
監督: Roger Michell
出演: Hugh Grant/ Julia Roberts
会社: Universal Studios
制作: 1999年
リスニング難易度表
評価項目 | 易しい → 難しい |
---|---|
会話スピード | 12345 |
発音の明瞭さ | 12345 |
アメリカ訛 | 12345 |
外国訛 | 12345 |
語彙 | 12345 |
専門用語 | 12345 |
ジョーク | 12345 |
スラング | 12345 |
文法 | 12345 |
合計 | 24点(中級) |