映画スターが英語の先生! 知識と感動の映会話学習!!

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isbn978-4-89407-128-5

使える! 英単語

学習参考書

単語帳では覚えられなかった英単語が、映画を使えばバッチリ定着! 「ダイハード1, 2」より頻出単語500を摘出。更に派生語、大学入試問題で約3000語以上を収録しました。


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書籍 ¥1,388(税込)

内容紹介

学校で生徒たちから、「単語はどうやって覚えたらいいですか」「どんな単語集がいいですか」という質問をよくされます。単語習得には(どんな勉強もそうでしょうが)「魔法の方法」はありません。繰り返しこつこつと努力を重ねるしかありません。ただ、効率を良くする方法、同じ労力で覚える語数を増やす方法はあると思います。第一に文脈(コンテキスト)の中で単語を覚えること。第二に目で見るだけでなく、音として耳から聞き、書いて手から覚えること。そして第三に、一つの単語を覚えるときに派生語、関連語など同時に学習することです。
第一の文脈の利用、第二の耳の活用、ということでは映画のシナリオを利用した英語学習が有効です。特に最近の大学入試の音声、会話表現重視の傾向を考えると英語学習への映画の利用は有効でしょう。

映画のセリフに出てくる単語なら意味も発音も容易に頭に入るでしょう。これを土台にして派生語、関連語を学習し、語彙数を二倍、三倍と増やしていく、これが本書の狙いです。また、基本的にビデオを使った独学用教材ですので、単語の正しい使い方、犯しやすい間違い、大学入試でポイントになる事項、な解説を詳しく付けました。無味乾燥な単語集では耐えられない人でも、シナリオとこの解説で楽しく、正しい単語習得ができるはずです。本書内でのクロスリファレンス(相互参照)や前著「映画で学ぶ英語熟語150」への参照も詳しく付けました。これらの利用でさらに立体的な学習が可能です。
大学入試用の単語集で500語という数字は少ないと思われるでしょうが、派生語、関連語、解説部の用例、シナリオとその注釈があり、さらに500語全てに実際の大学入試問題からの例文をつけましたので扱った単語数は3,000を軽く越えています。その上、本書の「単語力増大法」というコーナーをしっかりマスターすれば、入試問題で初めて目にした単語でも意味を推測する力がつきますから本書を通じた語彙力アップは3,000を遥かに越えるものと核心しています。

今回題材に選んだ映画は「ダイハード」 Part1 & 2 です。この映画については説明は不要でしょう。ブルース・ウィリスの大ヒットシリーズで ’95年夏に Part3 (Die Hard: With A Vengeance) が封切りになり、叉も大きな話題になりました。手に汗握るアクションの連続に加え、ストーリーの綿密さ、巧妙に張られた伏線、人間味あふれた登場人物(特にアクションの合間の主人公、Mclane のぼやきが秀逸です)など他のアクション映画の追従を許さない魅力があります。
本書で「ダイハード」の魅力を堪能し、語彙力を付け、是非、「ダイハード3」は字幕なしでストーリーが追えるようになってください。そうなれば入試英語など恐れるに足りません。
先に書きましたように単語学習はけっして楽なものではありませんが、John Mclane を見習って “Die Hard” (簡単にはくたばらない)精神で取り組みましょう。  (「はじめに」 より)

本書の構成

単語リスト: ダイハード1、2から選んだ大学入試頻出単語500語のリストです。A ~ E の重要度順になっています。
解説: リストの単語の語源、語法、発音等覚える際のヒント。入試問題を解く際の注意等の解説
入試ではこう出る(英和対訳): リストの単語の使用例です。ほとんどが実際に出題された大学入試問題です。
ここまでのあらすじ: ダイハードを観ていない人、ストーリーを忘れてしまった人もここを読めば O.K.
シ ナ リ オ: リストの単語が使われているシーンのシナリオです。
N O T E S: シナリオをしっかり理解するための注訳です。
単語力増大法: 同じ労力で単語力を2倍、3倍と増大させる接頭語、接尾語、語幹の説明です。

書籍情報

書 名: 映画で学ぶ 使える英単語
編 著: 山口 重彦
仕 様: B6判 200頁
定 価: 1,262円(本体価格)
発行日: 1995年12月12日
出版社: 株式会社スクリーンプレイ
ISBN978-4-89407-128-5